新城警備のめざすもの 基本は教育
- sinsirokeibi
- 1月5日
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更新日:1月13日

新城警備の経営理念...高品質のサービスと「人を変える」
高品質のサービス
高品質のサービスを価格に見合った金額で提供することです。「安かろう、悪かろう」を排除し、警備業協会の方針「警備員の地位向上」を目指すことです。
高品質のサービスとは、相手方ユーザー様が安心して仕事できることです。安心し、信頼していただくことにより作業効率が上がります。さらに皆様の窓口になり、立ち居振る舞いを正し、現場工事会社様の名誉、評判を上げることです。
高品質のサービスとは具体的に何かとなります。
第1に、工事現場の工事による交通の安全と円滑を高度に両立することです。高度な技術が必要になります。厳しい現場での経験と、改善しようとする反省心と向上心が必要です。ある程度の年数が必要でしょう。忍耐力、集中力、瞬間的な判断力、なども必要でしょう。
必ずしも全員が必要ではありません。一人の優秀なリーダーのもとで、リーダーの指示に従う隊員、それらのチームワークが大切となります。このチームワークこそ最高の交通誘導警備技術の発現となります。チームワークの構築は教育が基本です。
第2に工事関係者の方々の心を理解して、「やって欲しいこと」を言われなくてもやっていくことです。もちろん言われたことはやります。忙しい現場では、いちいち言っていたら作業能率が落ちます。例えば、片側交互の時、工事現場から工事車輌が通行帯に出ようとしたとき、直ちに工事車両が一般車輌が通る通行帯に出られるよう誘導します。出たいと考えたとき、即座に「出られる」と合図を送ります。こういう誘導いたしますと、現場の方は誘導員にいちいち連絡せず、工事規制があるにもかかわらず、あたかも工事規制がないかのように作業でき、仕事がはかどります。安心して、信頼して、安全に作業できますので精神的にも何倍もの作業効率の向上となります。私が勤めていた時、それを目指して人の何倍もの努力していました。実際に、そういう状態を生み出せていたようです。もちろん全てとは申し上げませんが...。
現場によっては住民の工事に対する強い不信感があるときもあります。そういう場合も現場関連者の気持ちを先取りして住民の方々にも、工事関連者の方々に協力的になっていただくよう腐心し、行動します。工事関係者の方々が「やって欲しい」考えることを言われなくてもやることです。
言われなくても「やって欲しいこと」をやる...高品質のサービスの基本です。
警備業の世界では「安全」とよく言われます。安全を確保するに「技術」が絶対かといいますと、必ずしもそう言い切れないようです。交通誘導が大変上手な人が事故を誘発することもあります。反対に、下手な人でも、厳しい現場で不思議と事故がなく続けていることがあります。「運の善し悪し」の違いとしか思えません。この「運の善し悪し」が安全の重大な要素と考えられます。危険地帯を数多く歩むに従ってこの人知を超えた不思議な力を感じるのではないでしょうか。したがって、運なら偶然でしょうがない、努力しても意味が無いと考えるのは誤りです。運をよくするには、人間修行という「生き方」「考え方」を改めとゆく必要があるからです。
「人を変える」
「健康と収入と生きがいを提供できる」環境の構築です。
何人かの人が当社に入社します。不思議と皆、「多くの問題」をかかえています。面接時は暗い人が多く、「大変な人生だな」と思わされたものです。新任教育の中で、「警備員の資質向上に関連すること」において、悩みを解決する方向に話を進めます。「希望と生きがい、解決策」などもてるようにします。すると、不思議と、面接時より明るくなり、教育を終えて元気に帰ります。現場に就き、警備業務が続くうちに逞しくなっていきます。多くの人が成長を遂げていきます。大いなる変貌を遂げたと感じる隊員が、数多くいます。
「人を変える」...教育と実体験を通しての現実です。変えるのは「本人の生命力」そして環境です。環境は新城警備の責任であり、義務です。
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